サンコー株式会社「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」レビュー!
以前注文したサンコー株式会社「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」。コロナ感染拡大の影響で納品時期が遅延し、その間に我が家に食洗機が導入されたことで従来の炊飯器での炊飯のハードルが下がり、到着から数か月間出番を失っておりました。
しかし、暑い夏場を控え、冬のように「炊き上がったご飯を炊飯器のなかで3日間放置しながらちょっとずつ消費」ともいかなくなるため、食べる分ずつ炊く本機の活躍の機会が訪れるのではないかと考え、とりあえず使ってみることにしました。
期待をあおるパッケージングで到着しておりました。
こちらがパッケージ。0.5合なら14分で炊き上がるとのこと。仕事から帰ってきてからセットしても、着替えている間に炊き上がりそうですね。
重量は840gとのことで、持ってみるとけっこうズッシリきます。最大炊飯容量は1合。炊飯時間は、0.5合で約14分、1合で約19分半。保温機能ありとの記載がありますが、説明書を読む限りでは「炊飯器内の温度が約60℃以下になると再加熱が始まる」という仕組みの簡易なもので、長時間炊けたご飯を本体内に留置することは想定されていないでしょう。(説明書には「長時間保温のまま放置するとお焦げができる場合があります」との記載あり)
本製品のウリは、炊飯時間、サイズ、お弁当箱のようにそのまま食べられることの3点のようです。これまでにも少量ずつ炊ける炊飯器はありましたが、「いま食べる分だけ炊いて、ふたを開けたらそのまま食べる」というのは斬新な気がします。
内容物一式です。本体、フタ、電源ケーブル、計量カップ、金属フタつまみ(フタの中央にあるもの)の予備、取扱い説明書(写真にはありません)のシンプルな構成です。
それではさっそく、本体とフタを洗浄のうえ、ご飯を炊いてみます。しかしその前に…
こちらの写真は本体電源コード部です。洗うときは2枚目の写真のように防水キャップを閉めるのですが、そんなにピッタリ閉まるわけでもなく、どうにも心許ないです。公式の製品紹介ページにも「防水キャップは完全防水ではありませんので、本体をつけ置き(浸水)させないで下さい。」との記載があります。食洗機や乾燥機の使用もNGです。
それではいよいよ、炊飯です。洗った本体に無洗米を0.5合入れます。こんなに少ないお米でご飯を炊いたことはないので、不思議な感じがします。
次に0.5合のラインまで水を入れます。釜の内側(写真の奥側)に水量ラインがあるのですが、ちょっと見えづらいです。写真でもほとんどわかりませんね。
水を入れたら、お米が均一になるようにならします。均一になっていないと炊きむらができるそうです。ま、そりゃそうですよね。
フタを載せて、両サイドのロックをバチンバチンと閉めたら、電源コードをつないで炊飯スイッチON。炊飯中は、本体の電源コード挿入部上部が写真のように赤く点灯します。
およそ14分経ち、本体の電源コード挿入部上部の点灯色が緑に変わったら、炊飯完了です。炊飯完了時には、ちょっと「カチッ」と音がしたかなーというくらいのもので、音で完了を知らせるものではないのでご注意。炊飯完了後は5~10分蒸らすことが推奨されています。
炊き上がりから4分弱で(待ちきれずに)オープン。炊きたてのご飯から湯気が立ち上りました。
別途調理していたゴールデンカレー辛口と一緒にいただきました。炊飯器のレビューのくせにご飯単体で勝負しないという笑
初炊きのご飯は、やや硬めの炊き上がりでした(カレーでよかった笑)。蒸らす時間が短かったのか、水が足りなかったのかどちらかだとは思いますが、今後研究していきたいと思います。炊くご飯の絶対量が少ない分、2合炊きなどと比べてわずかな分量の違いの影響が大きいのかもしれませんし、無洗米だと適切な分量がちょっと変わったりするのかもしれませんね。
本製品は、すぐ食べる分だけ炊きたてのご飯を準備できる便利なものですが、大きな留意点は、食洗機が使えず、電源コード部に水が入らないよう気を付けながら手洗いしなければならないことです(一応キャップはありますが)。フタは、いちばん外側のプラスチックフタと内側の金属フタ、パッキンの3つに分解して洗う必要があります。便利さと手洗いの面倒くささのどちらが勝るかは人によって違うと思いますが、便利さが勝るという方には有用なアイテムだと思います。
以上、サンコー株式会社「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」のレビューでした!
↓サンコー株式会社「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」
↓使用カレールーはコチラ笑